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メンデルスゾーン

引き続き音楽ネタ。

NHK-FMを聞いていたら「みんなのコーラス」という番組を耳にすることができました。
いつもはNHK音楽コンクール出場校の演奏と講評が主な内容なんですが、
今回は夏の特集。「メンデルスゾーン生誕200年記念」と銘打った合唱曲(小品)の紹介
となっておりました。

この方、音楽の教科書でおなじみですね。
音楽以外にもスケッチなどにも才能を発揮していたり、実は38才という若さで亡くなっていたり・・・
と案外知ってるようで知らないことも沢山な方でした。

今回の一曲目が「ひばりの歌」(邦題:おお、ひばり)。
お?知ってるぞ。なつかしーなー。あ、まだ歌える、歌える♪
(実際の放送ではウィーン少年合唱団が原曲を歌っていたのでドイツ語、私は日本語のしか知りません)

長い合唱人生の中で、前半6年間は学校の中だけで、しかも女子だけで歌っていて、
おまけに主な演奏曲目はほぼミサ曲・聖歌・ミュージカルに限定されていました。
ところが大学に入って気付いたのが、まー私のやってきたことの幅のせまいことったら!ということ。
そんな価値観の転換期に出会ったのがこの「おお、ひばり」でした。

何かの講習会の練習曲としてちょっと練習した、ってくらいの曲なんですが
今までに出会ったことのなかった、明るくのびやかできっちりしたハーモニーなんだけど
窮屈さを全然感じない構成にとても感動したものでした。

もう10数年歌ってなかったこの曲に、偶然でもまた出会えたのは本当にうれしかった!
初めて尽くしだった頃に覚えた新鮮な感動を今も感じ続けられるように感性を磨いておかなくちゃ、
と思ったできごとでした。
by shizu-chiru | 2009-08-21 00:39 | 合唱


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