芸術の秋・第二弾

10/16、行って参りました。「文楽 平成二十一年十月地方公演」inグランシップ!!
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毎年10月と3月に行われる地方公演。
『仏果を得ず』(三浦しをん)を読んでからもう気になって、気になって仕方ない!
そしてようやく念願かなって地方公演を見に行くことができたのです。

昼の部と夜の部がありまして、それぞれ演目が違うんですね。

昼の部:「三十三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」
                         平太郎住家より木遣音頭の段

     「本朝二十四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」
                          十種香の段
                          奥庭狐火の段

夜の部:「絵本太功記(えほんたいこうき)」
                     夕顔棚の段
                     尼ケ崎の段

     「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」
                     渡し場の段

私が見たのは夜の部です。
第一弾の浪曲の時よりはるかに若い人・女性の数が多いのにはびっくり!
お年を召した方でもやはり女性の方の割合が高かったように思いました。
ひらた~く言うと「人形が歌舞伎をやっている」ってイメージで華やかだし
浪曲よりは、ね、ビジュアルが付いている分だけ分かりやすいかも。

かく言う私だって解説のパンフレットがなけりゃ内容なんてわかりません。
どんな大夫さんが人気なのか、とか詳しいことは全く知りません。

でも!でもです。
古い昔の大坂弁を三味線の音色に乗せて語られると
えもいわれぬ世界が広がるんです。
お人形が人形遣いに操られているだけなのに、もう私の心は舞台の中へ・・・。
それに華やかな人形ばかりが目立つ印象ですが、弁士と音楽の役割をする
大夫さん三味線弾きさん達のお仕事ぶりがまた素晴らしい!
解説を聞いてやっとこさわかる位の私が、「絵本太功記」で泣きそうになってしまったんですから。
(そしたら隣のお姉さんも鼻をすすってた・・・)

それから「プロだな~」と感心したのが、尼ケ崎の段で三味線を弾いていらした鶴澤清介さん。
始まってまだ前半部分の頃、弦が一本切れてしまったんです。
大夫の見せ場になるとその時を見計らいすかさず極々小さな音で残りの弦を調律して
場面転換になるまで乗り切っておられました。
で、転換中は袖で三味線が鳴っているので、その内に切れた部分をあっという間に張り直して
そのままクライマックスへ。
ずっと何事も無いような顔で・・・
そりゃ、百戦錬磨ですからね。弦くらい切れたってどってことないでしょうけどね。
そんなクールな佇まいでちゃちゃっと処理してクールな顔して熱い仕事をされたら
いや~カッコよすぎます!!

ハマるぞ~。これはハマる。
もっといっぱいいろんなことを知りたくなってきましたよ~。
しばらくはどっぷりでしょう、間違いありません。

で、今回のおみやげ。
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国立文楽劇場の売店にあるそうな。「文楽せんべい」

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すっかり行った気分です♪
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by shizu-chiru | 2009-10-17 01:41 | 日常


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